プレスリリースの目安とすべき文字数について

目安とすべき文字数は、項目ごとに以下のとおりです。

• タイトル：30文字程度
• リード文：1文85～100文字程度で3行程度
• 本文：500～1,500文字程度

もちろん、例外もありますが、基本的にはこれらの文字数を目安として執筆することが大切です。目安となる文字数が設けられているのは、本文が短くても長くても悪い印象を与えてしまう可能性が高いためです。

構成以外に重要なこと

プレスリリースは構成が非常に重要です。しかし、構成以外にも重要なことが4つあります。それは以下のとおりです。

• 連絡先
  

  企業名をはじめ、電話番号やメールアドレス、FAX番号、公式ホームページのURL、担当者名がこれにあたります。すぐに問い合わせてもらえるように連絡先はすべて書くことが重要です。
  場合によっては、企業の詳細情報である所在地や資本金などを記載することもあります。
  

• 画像
  

  画像は、プレスリリースでは絶対に欠かせないものの一つです。
  ニュースとして取り上げられるときには、アイキャッチ画像と呼ばれるタイトルとともに使われる画像が必須です。また、アイキャッチ画像以外にも画像の用意があれば、ニュースの中で見出しごとに使用してもらえる可能性が高くなり、よりわかりやすく商品やサービスのことを知ってもらえます。

• 動画
  

  商品やサービスの動画があれば、さらに商品やサービスの内容を深く知ってもらえる可能性が高まります。プレスリリースに合わせて動画を制作した場合には、必ず動画のURLも掲載するようにしてください。

• 図やグラフ
  

  商品やサービスにもよりますが、図やグラフがあったほうが情報を正確に届けられる場合は、図やグラフを同時に配信することも効果的です。

本文の書き方のコツについて

以下が本文の書き方のコツです。

• 段落ごとにしっかり区切る
• 読みやすいフォントを利用する
• 読みやすい文字の大きさを選ぶ
• メールマガジンのように口語体で書かない
• 正しい日本語を使用する

正しい日本語を使用したり、段落ごとにしっかり区切ったりして内容をわかりやすく書くことは最重要事項です。

文字の大きさやフォントなど細かいところにまで気を配ることで読みやすくできます。また、プレスリリースはメールマガジンとは異なり、公式文書であるため、メールマガジンのような口語体ではなく、文語体で書かなければなりません。

プレスリリースの書き方には、様々な暗黙のルールがあります。すべてのルールを一度に把握し、適切な本文を執筆することは難度が高いといえます。そのため、本文の書き方に悩んだらテンプレートを活用するのもおすすめです。